微生物限度試験

概要

微生物限度試験は、非無菌製品(医薬品や化粧品など)を対象に行われます。
生菌数測定試験(製品に存在する微生物の生菌数を調べる試験)と特定微生物試験(製品に特定微生物が存在するかを調べる試験)が含まれます。

※微生物限度試験に関するよくある質問はこちら

試験項目

試験目的に応じて、試験項目をご選択ください。

生菌数測定試験
 ・総好気性微生物数
 ・総真菌数
 ※ 総好気性微生物数・総真菌数の詳細についてはこちらをご覧ください。

特定微生物試験
 ・胆汁酸抵抗性グラム陰性菌
 ・大腸菌
 ・サルモネラ
 ・緑膿菌
 ・黄色ブドウ球菌
 ・クロストリジア
 ・カンジダ・アルビカンス
 ・リステリア・モノサイトジェネス
 など

試験方法

生菌数測定試験
製品中の生菌数を、カンテン平板混釈法・カンテン平板塗抹法・メンブランフィルター法・最確数法(MPN法)などを用いて測定します。

※製品の特性や求める検出限度などによって選択します。特にご要望がない場合はカンテン平板塗抹法を用います。

特定微生物試験
特定微生物の有無を、それぞれの特定微生物に適した培地や培養方法を用いて調べます。

試験実績のある規格一覧

薬局方
日本薬局方(JP)、United States Pharmacopeia(USP)、European Pharmacopoeia(EP)、中国薬局方(PPRC)など

ISO
ISO17516、ISO18416、ISO221150、ISO22717、ISO22718、ISO11290、ISO21149、ISO16212など
※試験項目ごとに規格番号が分かれております。

その他
日本化粧品工業連合会 化粧品微生物限度試験法など

※試験規格選択のポイントは、こちらをご覧ください。
※その他、本ページに記載のない規格でも試験可能ですので、お問い合わせください。

試験実施にあたって必要な情報

お見積りにあたっては、下記のような情報を頂ければスムーズです。

・ご希望の試験規格や試験方法
・試験項目
・検体の種類数
・検体の性状(液体、粉末など)
・適合性確認試験や培地性能試験の要否 (*)
・要求される成果物(**)

* 適合性確認試験の詳細はこちら、培地性能試験の詳細はこちらをご覧ください。
** 特にご要望がなければ、和文のご報告書(試験方法・試験結果を記載、画像なし)のみとなります。

試験期間

2週間~

※試験方法、試験項目、検体数、適合性確認試験の要否などによりますので、詳細はお問い合わせください。

費用

試験方法、試験項目、検体数、適合性確認試験の要否などによりますので、詳細はお問い合わせください。

不明点ございましたら、お気軽にご連絡下さい。