結露防止テープのカビ汚染
カビが生えた結露防止テープです。
結露防止テープのカビ汚染部の拡大写真
カビ発生部を実体顕微鏡で観察したもの。茶色の菌糸が見えます。
培養カビの写真
カビ発生部を培養した結果、クロカビ(Cladosporium)と黒色酵母様菌(Aureobasidium)が分離されましたが、ここでは黒色酵母様菌を紹介します(左)。顕微鏡で観察すると比較的小さくて透明な胞子と茶色の大きい厚膜胞子がたくさん見えます(右)。このカビは低い温度(2℃くらいまで)でも発育可能です。また、風呂目地や結露の多い窓のフレームなど湿度が高い所によく生えるカビです。