保存効力試験とは?
保存効力試験は、化粧品、医薬品をはじめ、様々な製品や素材などの防腐効果を確認する試験です。
各種規格の試験を行ったり、目的に応じて規格から多少アレンジした試験を行います。
製品の種類や用途、使用方法に応じた試験方法・試験条件をご提案いたします。
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※試験の条件設定など詳細はこちら
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試験の大まかな手順
*日本薬局方に基づいた方法の場合
- 試験菌液の調製
各試験菌を培養して生理食塩水などに懸濁し、試験菌液を調製します。 - 検体への試験菌液の接種
検体に試験菌液を一定量接種します。 - 保存
遮光下、22.5±2.5℃で一定期間保存します(例:7日、14日、28日)。 - 生菌数測定
保存後の検体の生菌数を測定します。 - 評価
各保存期間での試験菌の減少・増加度合いから検体の保存効力を評価します。
試験菌種例
- 細菌
Staphylococcus aureus(黄色ブドウ球菌)、Escherichia coli(大腸菌)、Pseudomonas aeruginosa(緑膿菌)など - 酵母
Candida albicans(カンジダ菌)など - カビ
Aspergillus niger(クロコウジカビ)など
試験実績のある規格一覧
日本薬局方(JP)
United States Pharmacopeia(USP)
European Pharmacopoeia(EP)
中国薬局方(PPRC)
ISO11930
*その他記載のない規格でも試験可能ですので、お問い合わせください。
お見積り・試験実施にあたって必要な情報
お見積書の作成や、試験実施にあたっては、下記のような情報を頂ければスムーズです。
ご不明な点は、こちらの詳細ページをご覧いただくか、弊社までご連絡ください。
※特にご要望がなければ、和文のご報告書(試験方法・試験結果(生菌数)を記載、画像なし)のみとなります。
期間
5~6週間程度
費用
要お問い合わせ
※試験方法、測定日数、菌種、検体の種類や数などによりますので、お問い合わせください。
不明点ございましたら、お気軽にご連絡下さい。
詳しく知りたい方はこちら:よくあるご質問 > 化粧品、医薬品の保存効力試験(チャレンジテスト)