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JIS Z 2911とJIS L 1921の違いは何ですか?
どちらも抗カビ性を調べる試験ですが、下記のように異なります。 ●JIS L 1921・概要:JIS Z 2911に比べて短時間でのカビに対する影響を調べる。定量的。・検体:繊維製品(その他製品で適用するには、試験方法をア […] -
JIS L 1921の試験を混合胞子液でできないのでしょうか?
JIS L 1921のようなATPを測定する試験法ですと、混合胞子液では評価ができません。カビによって胞子1個あたりのATP量が異なり、培養後のATP量が同じ値、もしくは減少した値であっても、菌種ごとに増加しているのか減 […] -
JIS Z 2801、JIS L 1902、JIS L 1921に規定されている抗菌試験はできますか?
JIS Z 2801(硬質面に対する抗菌効果を調べる試験)、JIS L 1902(繊維など吸水性のある検体)は多くご依頼を頂く試験であり、実施可能です。JIS L 1921(ATP量の測定により抗カビ効果を調べる試験)も […] -
JIS L 1921はどのような試験手順ですか?
JIS L 1921 繊維製品の抗かび性試験方法及び抗かび効果の試験手順は下記のとおりです。 【試験方法】試験胞子液を試験片(繊維製品、0.20±0.03g)に接種し、25±2℃で42±2時間培養後、カビ細胞内ATP量を […] -
報告書の結果を見たのですが、これは抗菌効果があると言っていいのですか?判定基準はありますか?
判断のご参考として、下記をご覧ください。弊社において試験結果の解釈のアドバイスを差し上げることは可能ですが、最終的には試験ご依頼者様にてご判断ください。 1. 試験規格によって規定されている場合、既定の判定基準を参考に抗 […] -
菌数はどのようにして測定するのですか?
微生物の量はどのように調べるか 微生物(細菌・酵母・カビ)に関するさまざまな試験をするなかで、微生物が増殖した量や減少した量を調べることがよくあります。微生物の量を測定する方法には、微生物の細胞の数を数える直接的な方法と […] -
カビ抵抗性試験をする時間がないのですが、何かいい方法はありませんか?
JIS L 1921(≒ISO 13629)の抗カビ性試験であれば、培養時間が42時間と短いため、納期も多少短縮されます。 しかし、カビ抵抗性試験の結果との相関性があるわけではありませんので、試験目的や、試験データの提出 […] -
どのような規格を取り扱っていますか?
JIS L 1902、JIS Z 2801、JIS L 1921、JIS K 3835、各種ISO規格、AATCC 100、AATCC 147、SEK統一試験法、抗菌製品技術協議会(SIAA) シェーク法など各種規格を取 […] -
どのような試験法がありますか?
抗菌性試験・抗カビ性試験と一口に言っても方法が一通りとは限りません。検体の性質や性状、試験目的等により、試験方法を検討していく形となります。なお、唯一正解の試験方法があるわけではありませんし、得られた結果はある一定条件下 […] -
ある規格で実施した試験の報告書を同系統の別の規格で実施した報告書として再発行することはできますか?
例えばJIS Z 2801とISO 22196、JIS L 1921とISO 13629などは同系統の別規格の関係と言えますが、試験終了後に、同系統の別規格で実施した試験として報告書を発行し直すことはできません。あらかじ […]