吸水性樹脂の抗菌性試験はできますか?

実施可能です。
一般社団法人日本衛生材料工業連合会・吸水性樹脂工業会「吸水性樹脂抗菌性能試験方法」を参考に実施した場合の試験方法の概要は下記の通りです。
下記の方法以外でも、試験背景に応じてアレンジした試験方法をご提案いたします。
まずはお問い合わせください。

【試験方法の概要】
対照試料(綿布)と試験試料(吸水性樹脂)を人工尿に入れて30分間吸収させ、吸収前後の重量を測定することで、あらかじめ吸水量を求めておく。試験試料および対照試料を0.20±0.02 g採取し、あらかじめ求めておいた吸水量に相当する量の試験菌液(人工尿で調製、黄色ブドウ球菌・大腸菌)を接種する。接種後、36±2℃で18時間培養する。試験試料は18時間培養後、対照試料は試験菌液接種直後および18時間培養後に、それぞれSCDLP液体培地で洗い出して生菌数を測定する。18時間培養後の試験試料および対照試料の生菌数を比較し、抗菌性を評価する。