-
抗菌抗カビ試験
バイオフィルム量と抗菌性を関連づけることはできますか?
基本的にはできません。バイオフィルム量が少ないから抗菌性が低い、逆にバイオフィルム量が多いから抗菌性が高い、といったことは言い切れません。 -
抗菌抗カビ試験
画像提供を希望した場合、抗菌・抗カビ試験の報告書にも掲載されますか?
抗菌・抗カビ試験のご報告書には標準的に画像を載せず、原則としてデータ提供のみとしております。 ご報告書に画像を載せることが可能な場合もございます。ご希望をご教示ください。 -
抗菌抗カビ試験
抗菌試験結果にばらつきが見られるのですが?
生菌数として有意な差と言えるのは、一般的に約10倍以上、あるいは常用対数値で0.5以上の差であり、これ未満の場合は一般的に許容されるばらつきの範囲です。(対照やブランクのばらつきとも比較し、総合的に判断します) 抗菌力が […] -
抗菌抗カビ試験
報告書の結果を見たのですが、これは抗菌効果があると言っていいのですか?判定基準はありますか?
判断のご参考として、下記をご覧ください。弊社において試験結果の解釈のアドバイスを差し上げることは可能ですが、最終的には試験ご依頼者様にてご判断ください。 1. 試験規格によって規定されている場合、既定の判定基準を参考に抗 […] -
抗菌抗カビ試験
抗菌・抗カビ効果を調べたいのですが、何をしたらいいのか全く見当がつきません。
検体の性質や性状、試験目的により、試験方法を検討します。 下記のような内容を可能な範囲でご教示ください。 1. 検体の性質や性状について ・検体の性状・形態・素材はどのようなものでしょうか?(液体、固体、粉末、平板、特殊 […] -
抗菌抗カビ試験
スポンジのような多孔質の検体でも試験はできますか?
シェーク法などで試験が可能です。 菌液と検体表面が馴染むよう、菌液接種後に検体をコンラージ棒などで複数回押す操作をしたり、界面活性剤(Tween80など)を添加したりして試験します。 -
抗菌抗カビ試験
JIS R 1702はどのような試験手順ですか?
「JIS R 1702 ファインセラミックス―光触媒抗菌加工材料の抗菌性試験方法及び抗菌効果」の試験手順は下記のとおりです。 【試験方法】フィルム密着法とガラス密着法の2種類の方法があります。フィルム密着法は平板状材料、 […] -
抗菌抗カビ試験
JIS L 1921の試験を混合胞子液でできないのでしょうか?
JIS L 1921のようなATPを測定する試験法ですと、混合胞子液では評価ができません。カビによって胞子1個あたりのATP量が異なり、培養後のATP量が同じ値、もしくは減少した値であっても、菌種ごとに増加しているのか減 […] -
抗菌抗カビ試験
光触媒を用いた試験はできますか?
光触媒を用いた製品の試験実績もございます。JIS R 1702やJIS R 1705といった規格試験の実績もございます。 -
抗菌抗カビ試験
液体の検体を噴霧したり拭いたりしたときの抗菌抗カビ試験をしたいのですが?
液体の検体を噴霧したり、検体で拭いたりした硬質の試験片(合成樹脂片など)や、検体を滴下したり含浸させたりした吸水性の試験片(綿布など)を用いて抗菌試験(JIS Z 2801, JIS L 1902など)をすることも可能で […]