抗菌や除菌、抗カビ、防カビといった言葉には、具体的な定義がございません。
また、「どのような試験を行えばどのような効果が謳える」といった決まりもございません。
試験の結果から、具体的にどのようなことを言いたいかによって、試験を設計していく必要がございます。
【例】
・菌と検体が接触したときに、菌がどの程度減少するか(殺されるか)を調べたい。
・菌と検体が接触したときに、菌の増殖がどの程度抑えられるかを調べたい。
・菌が付着した試験片を、検体で処理したときに、菌がどの程度減少するかを調べたい。
・検体で処理した試験片に、菌が付着したときに、増殖がどの程度抑えられるかを調べたい。
・どの程度の検体濃度で、菌の増殖が抑えられるかを調べたい。
・菌が誤って混入した検体を長期間保存したときに、菌の増殖がどの程度抑えられるかを調べたい。
・ある空間中に検体を置いたときに、菌がどの程度減少するかを調べたい。
・菌が付着した試験片を、ある装置で処理したときに、菌がどの程度減少するかを調べたい。
など