洗剤・石けん公正取引協議会「住宅用合成洗剤及び石けんの除菌活性試験方法」の試験概要は下記のとおりです。
【試験方法】
ステンレス試験片(直径20 mm)に試験菌液(※1)を接種した後、試験試料(※2)を接種する。5分間 (※3) 静置後、試験片を洗い出し、生菌数を測定する。試験試料と対照試料それぞれを用いて試験した場合の生菌数を常用対数値で比較し、除菌活性値を求める。
(試験は試験試料・対照試料それぞれ3回繰り返す。)
※1 1/2ニュートリエント培地を用いて108 CFU/mLに調製したものと、30 g/L牛血清アルブミン水溶液を同量混合したもの。
※2 検体(液体・粉体)の原液、または硬水などを用いてご希望の濃度(検体の使用濃度、または除菌訴求を行う濃度)に調製したもの。対照試料には0.05%(w/v)ポリソルベート80水溶液を用いる。
※3 洗剤・石けん公正取引協議会の定める試験方法では5分間となっていますが、効果を期待する時間を考慮して変更可能です。
【試験菌種】
Staphylococcus aureus(黄色ブドウ球菌)NBRC 12732、
Escherichia coli(大腸菌)NBRC 3972
※試験目的によって試験菌液・試験菌種を規定から変更して実施することもあります。
【必要検体量】
試験試料10 mLを調製するために必要な検体量をご提供ください(※3)。また、試験お申込み時または検体ご送付時に、試験試料の濃度をご指定ください。
※3 検体量が多い分には問題ございませんので、多めに(例:製品1個)をご送付いただいても構いません。
【結果の判定基準】
こちらをご参照ください。