【微生物限度試験・保存効力試験】 どの規格試験方法を選択するのがよいですか?

最もよくご依頼いただく方法は日本薬局方(JP)です。

JPの試験方法は、USP・EPの方法と調和合意の取れたものです。
ISOの試験方法は、標準化され、国際的に認知されている方法です。

試験方法の選び方は、試験結果の使用用途、試験結果のご提出先の要望する方法によりますので、どの方法がよいかということは一概には言えません。試験結果のご提出先がある場合、ご提出先にご確認されることを推奨いたします。

薬局方には化粧品その他、ISOには医薬品その他への適用が明記されておりませんが、薬局方を用いて化粧品その他、ISOを用いて医薬品その他の試験を実施することもよく行われております。薬局方とISOでは、同様の性能と考えられるが異なる試薬を用いているなど、細かい試験方法の違いはございますが、試験結果に大きく影響を及ぼすと考えられるような違いはないと考えられます。