洗剤・石けん公正取引協議会「スポンジに対する台所用合成洗剤及び石けんの除菌活性試験方法」の試験概要は下記のとおりです。
【試験方法】
試験片(※1)に試験菌液(※2)を接種し、均一にしみ込ませた後、試験試料(※3)または対照試料を接種し、均一にしみ込ませる。25±1℃で18時間培養後、試験片を洗い出し、生菌数を測定する。試験試料と対照試料それぞれを用いて試験した場合の生菌数を常用対数値で比較し、除菌活性値を求める。
(試験は試験試料・対照試料それぞれ3回繰り返す。)
※1 スポンジ(JIS K 6401規定の軟質ウレタンフォーム、厚さ30 mm、抗菌加工なし)をポンチで打ち抜き、直径24 mmの円柱状としたもの。
※2 精製水、ニュートリエント培地(モデル汚れ、終濃度1/5倍)、硬水(終濃度3°dH)を用いて107~8 CFU/mLとなるように調製。
※3 検体(液体)の原液。対照試料には0.05%(w/v)ポリソルベート80水溶液を用いる。
【試験菌種】
Staphylococcus aureus(黄色ブドウ球菌)NBRC 12732、
Escherichia coli(大腸菌)NBRC 3972
※試験目的によって試験菌液・試験菌種を規定から変更して実施することもあります。
【必要検体量】
10 mL以上(※3)
※3 検体量が多い分には問題ございませんので、多めに(例:製品1個)をご送付いただいても構いません。