ご報告書には、試験依頼番号・試験名・検体到着日(または試験依頼日)・試験目的・検体名・試験方法・試験結果などが記載されます。
【試験結果の内容】
標準的な記載内容は下記のとおりです。
○微生物限度試験
生菌数、特定微生物の有無、(実施した場合)適合性確認試験の結果
○保存効力試験
生菌数(初発菌数と各測定日の生菌数)、判定結果(ご希望のカテゴリーを提示いただいた場合)
○微生物の分離・同定試験
同定菌種名と菌の簡単な説明、変色・変質部の光学顕微鏡像(微生物が分離・検出されない場合はその旨記載)
○抗菌試験(JIS Z 2801、JIS L 1902)
試験成立条件の判定結果、生菌数、抗菌活性値
○カビ抵抗性試験(JIS Z 2911など)
発育度のレイティング、検体の実体顕微鏡像
○液剤の除菌試験
生菌数(初発菌数および各測定時間後)※除菌率(%)は、標準的には算出しておりません。
○MIC試験
各濃度における発育有無とMIC値
【画像】
ご報告書に標準的に掲載される画像は、「微生物の分離・同定試験」における変色・変質部の光学顕微鏡像と「カビ抵抗性試験」における検体の実体顕微鏡像のみです。 また、これらの画像であっても、データでのご提供をご希望の場合は料金が別途かかります。 その他の画像(例:生菌数をイメージしたシャーレ画像、試料設置状態など試験中の様子)をご希望の場合は、その旨ご相談ください。
【生データ・各種校正記録】
標準的には提供しておりません。提出をご希望の場合、形式などについてお打ち合わせが別途必要となります。また、料金が別途かかります。