落下菌の測定も実施可能です。
ある箇所の環境測定の一環として、浮遊菌の測定とともにご要望いただくことが多いです。
結果の評価について、決まった基準があるわけではありませんが、日本建築学会の評価基準などを参照し、異常な量ではないかを評価することは可能です。
試験方法
①シャーレ内で寒天培地を固化させることにより、寒天平板培地を作製する。
②測定場所にこの培地を設置し、シャーレのふたを開放して一定時間置く。
③この培地を培養してコロニーをカウントすることで、培地表面に落下した菌の数を測定する。
落下菌・浮遊菌の測定のメリット・デメリット
落下菌の測定 | 浮遊菌の測定 | |
メリット | ◆操作が簡便で、特別な装置も不要なため、 浮遊菌の測定に比べて安価 ◆「ある製造ラインの上に落ちてくる菌」のように、 特定の条件における汚染に限定して調べることができる | ◆空気中に浮遊している菌の数を定量的に 評価できる ◆菌の捕集に要する時間が短い |
デメリット | ◆風の流れの影響を大きく受けるため、 浮遊菌の量と傾向が一致するとは限らない ◆自然落下してきた菌を捕集しているため、 定量的とはいえない ◆菌の捕集に要する時間が比較的長い | ◆特別な装置(エアーサンプラー)が必要であり、 落下菌の測定に比べるとコストがかかる |
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