液体の検体での除菌試験では、検体へ試験菌を接種した後、一定時間置いて生菌数を測定しますが、その一定時間(測定時間)についてはご指定いただく必要がございます。
測定時間に標準的な設定はなく、検体の効果を期待する時間となりますので、検体の効果をある程度予想して、測定時間をご指定ください。3ポイント程度でご指定いただくケースが多いです。
短時間であれば10秒~数分、長時間であれば数十分~数時間等、効果を期待する時間をご指定ください。10秒以上の時間で設定が可能です。
予想が難しい場合、時間に幅を持たせてご指定いただくことをおすすめいたします。(例:1分、3分、5分などと設定するよりは、30秒、3分、30分などと設定する)
時間が長ければ長いほど効果自体は出やすいです。ただし、検体の使用方法と設定する測定時間に差があるとデータとしては不適切ですので、その点を踏まえてご検討ください。