【液体サンプルの除菌試験】検体が固体、粉体の場合の調製方法はどのように指定すればよいですか?

検体が固体や粉体の場合の調製方法は、例えば下記のようにご指定ください。
なお、標準的な調製方法はなく、調製方法は検体の使用方法(〜Lの水へ〜gの検体をいれる等)によりますので、弊社からご提案ができる部分ではございません。
あらかじめご了承ください。

【例1】滅菌精製水1Lあたり検体2gを入れたものを攪拌し、試験に使用する。

【例2】0.5%(w/v)となるよう滅菌精製水で調製し、試験に使用する。

【例3】40℃の滅菌精製水100mLに対し1錠を入れ、100rpmで攪拌して溶解し、室温で1時間静置後、試験に使用する。

※調製に用いる溶媒は、水道水でも可能ですが、水道水には一定の除菌作用がございます。検体そのものの除菌効果を確認されたい場合は、滅菌精製水のほうが適切です。

※使用条件が一定濃度でないとき(配管の洗浄に使用する検体、お風呂に入れて使用する検体など)でも、一定の条件を想定していただく必要がございます(配管内の水量やお風呂の水量の標準量をご検討ください。)。どのように条件を想定するかにつきましても、恐れ入りますが、弊社からご提案ができない部分です。