製品に除菌の表示をしたいのですが、どのような試験をすればいいですか?

除菌に関する表示とそれに対応する試験方法は、法的に定められているわけではありません。また、ある試験を実施しないと除菌を謳えない、といった試験方法があるわけではありません。 試験結果を基にある文言を用いてよい、といった規定がない試験方法がほとんどです。

表示に際しては、広告表示として適切であるかどうか、根拠データに妥当性があるかどうかがポイントです。
例えば、液剤に対する除菌試験は、「日本薬局方 参考情報 消毒法及び除染法」に基づいて試験を行う場合が多いです。 また、一般的に黄色ブドウ球菌と大腸菌を用いて試験をし、1/100~1/1000以上の生菌数減少をもって効果を判断することが多いです。