試験可能です。試験目的に適した選択培地を用いて試験試料を培養し、下記のような方法で生菌数を測定します。
【大腸菌・大腸菌群】
検体の10倍希釈系列を調製し(固体の場合は、洗い出し液などの10倍希釈系列を調製)、マッコンキー寒天培地(大腸菌群を選択的に検出する培地)に接種して培養後、形成されたコロニーの数を計数し、生菌数を算出する。
【放線菌群】
検体の10倍希釈系列を調製し(固体の場合は、洗い出し液などの10倍希釈系列を調製)、HV寒天培地(腐植酸・ビタミン寒天培地;放線菌を選択的に検出する培地)に接種して培養後、形成されたコロニーの数を計数し、生菌数を算出する。
【乳酸菌】
検体の10倍希釈系列を調製し(固体の場合は、洗い出し液などの10倍希釈系列を調製)、MRS寒天培地(乳酸菌を選択的に検出する培地)に接種して嫌気培養後、形成されたコロニーの数を計数し、生菌数を算出する。