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抗菌性試験・抗カビ性試験
カビの生えやすさを実際の環境で調べたいのですが
カビに関する各種試験は、カビの発育しやすい条件下で行うのが適切です。 概ね20~25℃、相対湿度95%以上の条件下です。 この条件で試験をしないと、カビが生えなかったとしても、「単にカビの発育しやすい条件下で試験をしてい […] -
抗菌性試験・抗カビ性試験
フケの防止に関する試験はできますか?
フケを防止するかどうかを直接調べることは困難です。 フケの防止を製品に明記することはできませんが、例えば、Malassezia属の菌で試験をして、この菌種がフケの原因菌の一種とされている、などと記載することで、嘘のない範 […] -
抗菌性試験・抗カビ性試験
抗菌試験、除菌試験、MIC試験の検体濃度はどうやって決めればいいですか?
検体の想定使用濃度、効果を期待する濃度をもとに決めていただく必要がございます。 複数濃度設定いただいても構いません。 想定使用濃度について、ワーストケース(検体濃度が薄い)などを想定して決めていただいてもよろしいかもしれ […] -
抗菌性試験・抗カビ性試験
抗菌性、除菌性を謳いたい場合、どのような試験が適切ですか?
抗菌や除菌、抗カビ、防カビといった言葉には、具体的な定義がございません。 また、「どのような試験を行えばどのような効果が謳える」といった決まりもございません。 試験の結果から、具体的にどのようなことを言いたいかによって、 […] -
抗菌性試験・抗カビ性試験
栄養濃度は試験結果に影響しますか?
試験をしたときに、添加した栄養濃度は、試験結果に大きく影響を及ぼす要素です。 一般的に、栄養濃度が高ければ菌に有利に働きます。 また、有機物が検体と反応し、検体の効果が弱まる可能性もございます。 JIS規格などをもとに、 […] -
抗菌性試験・抗カビ性試験
規格通りに試験してほしいのですが
JISなどの試験方法は、単に、よく行う試験を文書化したものです。 試験背景や検体などによって、目的に合わないことが多くあります。 菌に対する効果などを調べる際、JISなどの試験文書に沿って試験を行う必要性があるわけではあ […] -
抗菌性試験・抗カビ性試験
抗菌性、除菌性が十分かどうかを確かめたいのですが?
抗菌性、除菌性には定義、基準があるわけではありませんが、一般的には、1/100または1/1000以下に菌が減少していることをもって、抗菌性、除菌性があるとすることが多いです。 しかし、どれほどをもって「十分」とするかにつ […] -
抗菌性試験・抗カビ性試験
検体によって試験方法は決まりますか?
残念ながら、決まりません。試験の背景、目的によって、試験方法を協議する必要がございます。 「~製品を対象とする」といった記述のある試験文書がございますが、「~製品であればそのような記述のある試験文書で必ず試験しなければな […] -
抗菌性試験・抗カビ性試験
トイレ砂の抗菌試験はできますか?
可能でございます。 「抗菌」という言葉は明確な定義を持ちませんので、具体的にどのような効果を調べたいかをお伺いし、弊社から試験方法をご提案して、承認いただく流れが一般的です。 定義は不明確ではありますが、「抗菌」といえば […] -
抗菌性試験・抗カビ性試験
「ディスポーザブル医療用具包装材料自主規格 遮菌性試験法」はできますか?
実施可能です。「滅菌医療機器包装ガイドライン vol. 1.0 附属書A(参考) 多孔質材料の微生物バリア試験の例 ディスポーザブル医療用具包装材料自主規格 遮菌性試験法(抜粋)」 に基づいた試験方法の概要は下記の通りで […] -
抗菌性試験・抗カビ性試験
報告書の結果を見たのですが、これは抗菌効果があると言っていいのですか?判定基準はありますか?
判断のご参考として、下記をご覧ください。弊社において試験結果の解釈のアドバイスを差し上げることは可能ですが、最終的には試験ご依頼者様にてご判断ください。 1. 試験規格によって規定されている場合、既定の判定基準を参考に抗 […] -
抗菌性試験・抗カビ性試験
吸水性樹脂の抗菌性試験はできますか?
実施可能です。一般社団法人日本衛生材料工業連合会・吸水性樹脂工業会「吸水性樹脂抗菌性能試験方法」を参考に実施した場合の試験方法の概要は下記の通りです。下記の方法以外でも、試験背景に応じてアレンジした試験方法をご提案いたし […] -
抗菌性試験・抗カビ性試験
バイオフィルム量と抗菌性を関連づけることはできますか?
基本的にはできません。バイオフィルム量が少ないから抗菌性が低い、逆にバイオフィルム量が多いから抗菌性が高い、といったことは言い切れません。 -
抗菌性試験・抗カビ性試験
抗菌試験結果にばらつきが見られるのですが?
生菌数として有意な差と言えるのは、一般的に約10倍以上、あるいは常用対数値で0.5以上の差であり、これ未満の場合は一般的に許容されるばらつきの範囲です。(対照やブランクのばらつきとも比較し、総合的に判断します) 抗菌力が […] -
抗菌性試験・抗カビ性試験
除菌・抗菌・抗カビ効果を調べたいのですが、何をしたらいいのか全く見当がつきません。
検体の性質や性状、試験目的により、試験方法を検討します。 下記のような内容を可能な範囲でご教示ください。 1. 検体の性質や性状について ・検体の性状・形態・素材はどのようなものでしょうか?(液体、固体、粉末、平板、特殊 […]