【JIS Z 2801】菌が検出されない場合の生菌数の常用対数値が-0.2となっていますが、なぜですか?

試験菌が検出されない場合(<0.63 CFU/㎠※)、規定に基づき生菌数を0.63(常用対数で-0.2)として抗菌活性値を算出しますので、結果表における生菌数の常用対数値の欄には、-0.2と記載しております。

※試験片1枚あたりの生菌数の検出限度は10 CFU/枚であり、通常40 ㎜×40 ㎜(面積16 ㎠)のフィルムを試験片に被せるため、1 ㎠あたりの生菌数の検出限度は10/16=0.63 CFU/㎠となります。試験条件を変え、被せるフィルムの面積を変更した場合、フィルムの面積に応じて1 ㎠あたりの生菌数の検出限度が変わります。