JIS Z 2911のプラスチックの試験では方法A・Bどちらが適切ですか?

試験の目的により変わってきます。

方法Aは、栄養を添加せずに行う試験ですので、検体自体がカビの栄養になるかどうかを調べる目的で用いられます。

方法Bは、栄養を添加して行う試験です。

表面汚染を想定するときなどに用いられます。

また、複数の検体を比較して差を見る際には、対照の検体には少なくともカビが発育する必要がございます。その条件を担保するためにこの方法を採用することもございます。