-
よくあるご質問
バイオフィルム量の測定結果から生菌数を見積もることはできますか?
バイオフィルムのクリスタルバイオレット染色による定量法では、生菌だけでなく、死菌・細胞外多糖なども染色されますので、定量結果にはこれらも含まれます。そのため、基本的に生菌数測定結果と結びつけることはできません。 -
よくあるご質問
ぬめりの形成に関する試験はできますか?
ぬめり(≒バイオフィルム)の形成に関する試験も、実施検討可能です。規定されている方法があるわけではございませんので、適宜試験方法を検討し、実施する方向性となります。例えば、抗菌機能を持つ検体を試験片に塗布したものと塗布し […] -
よくあるご質問
バイオフィルムの量を測定することはできますか?
バイオフィルム量の測定も実績がございます。下記の方法がよく行われる方法です。 ーーー培養後の検体を0.1 %クリスタルバイオレット溶液で染色し、余液を洗った後、99.5 %エタノールで抽出し、吸光度を測定する。 参考資料 […] -
よくあるご質問
ATCC株と同一系統のNBRC株を用いることは問題ないのですか?
弊社では、規格にATCC株の記載があった場合、原則として同一系統のNBRC株を用いて試験を実施いたします。米国よりATCC株を取り寄せて試験を実施することは可能ですが、手数料を含め高額の費用が掛かり、納期も延長されますの […] -
よくあるご質問
同一系統株とは何ですか?
同じ菌株に対してそれぞれの保存機関が付与している管理番号です。例えば、Escherichia coli NBRC 3972とEscherichia coli ATCC 8739(大腸菌)は同一系統株ですが、菌株保存機関が […] -
よくあるご質問
法人でなくても依頼できますか?
恐れ入りますが、弊社では法人からの試験受託やご相談のみ受け付けております。また、法人であっても、事業内容や試験内容が、主に個人の活動に関連する場合は試験を承っておりません。 -
よくあるご質問
各試験に試験担当者が付くのですか?
各試験に試験担当者がいるわけではありませんが、下記メールアドレスへご連絡いただいた内容は、社内の試験実施者等に共有されております。assistant@kabi.co.jp -
よくあるご質問
細菌に関する多くの試験で黄色ブドウ球菌と大腸菌を用いるのはなぜですか?
細菌は大きく分けて、グラム陽性菌というグループとグラム陰性菌という2つのグループに分類されます。この2つのグループは細胞壁の構造に大きな違いがあり、この構造の違いによって試験の結果が変わってくる可能性があります。すべての […] -
よくあるご質問
微生物はどのようにして数えるのですか?
最もよく用いられる数え方の例を示します。 例)検体の100倍希釈液を0.1mL塗抹培養し、35個の集落数が得られた場合0.1 mLの検体を培養して35個の集落が生育した場合、生菌数は35 CFU(Colony formi […] -
よくあるご質問
CFUって何ですか?
CFUはColony forming unit(コロニー形成単位)の略で、生菌数(生きている菌の数)を表す単位です。「個」ではなく「CFU」という単位を用いる理由を下記に説明します。 生菌数を測定する一つの方法として、試 […] -
よくあるご質問
細菌の生菌数測定において、対象になっている菌は何ですか?
特に対象となる菌種があるわけではありません。細菌の生菌数測定を行った際の結果は、中温性(生育至適温度30~35℃付近)の好気性細菌の総数です。 -
よくあるご質問
特定の菌群(大腸菌群、放線菌群、乳酸菌など)の生菌数を調べることはできますか?
試験可能です。試験目的に適した選択培地を用いて試験試料を培養し、下記のような方法で生菌数を測定します。 【大腸菌・大腸菌群】検体の10倍希釈系列を調製し(固体の場合は、洗い出し液などの10倍希釈系列を調製)、マッコンキー […] -
よくあるご質問
生菌数測定に用いたシャーレ画像が欲しいのですが?
実際に生菌数測定に用いた画像のご提供は基本的に行っておりません。生菌数測定結果のイメージとして、各試験菌をシャーレで培養した画像の提供は可能ですが、別途費用がかかりますのであらかじめご了承ください。 -
よくあるご質問
生菌数測定試験はどのような試験ですか?
細菌、酵母またはカビの生菌数を測定する試験です。試験結果から汚染度や対策などに関する情報を提供します。 【試験方法】検体から一定量を採取し、カンテン平板法(塗抹法・混釈法)やメンブレンフィルター法などを用いて、生菌数を測 […] -
よくあるご質問
空中に浮遊している細菌数を調べることもできるのですか?
空中に浮遊している細菌数を調べることも可能であり、実績がございます。