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よくあるご質問
必要な検体量を教えてください。
試験濃度にもよりますが、液体は10 mL以上、固体は10 g以上ご送付いただければ、多くのケースで試験実施が可能です。検体によってこれらの量がご準備できない場合は、別途ご相談ください。 -
よくあるご質問
【最小発育阻止濃度(MIC)測定試験】 濃度設定の方法を教えてください。
MIC試験で多くのご依頼を頂くのは、日本化学療法学会の試験法です。この試験法では、検体をある最高濃度から2倍、4倍、・・・、512倍と希釈していきます※1(2倍希釈系列を合計10段階、液体培地を用いて調製)。その後、各濃 […] -
よくあるご質問
MIC試験はどのような規格で試験をするのですか?
日本化学療法学会の試験法を用いて試験を実施することが最もご依頼の多いケースです。その他、貴社ご希望の方法がございましたら、実施可能か確認いたしますので、ご相談ください。 -
よくあるご質問
MIC試験はどのような試験ですか?試験実施にあたりどのような情報が必要ですか?
【試験概要】検体の、試験菌の発育を阻止する最小濃度を測定する試験です。液体培地法および寒天培地法があり、例えば有効薬剤の選択などに使用されます。※ 通常は液体培地法(微量液体希釈法)を用います。培地に混和すると濁ったり、 […] -
よくあるご質問
カビ発生有無確認試験はどのような試験ですか?
各種工業製品等の生産後、流通・保管などの間にカビなどの微生物が発生するかどうかを調べる試験です。 【試験方法】検体を想定される環境下、または過酷な環境下におき、一定時間経過後、カビなどが発生するかどうかを調べます。 -
よくあるご質問
カビ抵抗性試験で使用した検体を返却してほしいのですが?
試験に用いなかった余りの検体については滅菌処理等施さずそのままご返却が可能ですが、試験に使用した検体については、接種・培養したカビを高圧蒸気滅菌等の滅菌処理後にご返却が可能となります。ただし、滅菌処理時に、変形や変質する […] -
よくあるご質問
液体の検体を噴霧したり拭いたりしたときの防カビ効果を調べたいのですが?
液体の検体を噴霧したり、検体で拭いたりした硬質の試験片(合成樹脂片など)や、検体を滴下したり含浸させたりした吸水性の試験片(綿布など)を用いてカビ抵抗性試験(JIS Z 2911)をすることも可能です。 JIS Z 29 […] -
よくあるご質問
カビの質量評価は行っていますか?
恐れ入りますが、弊社ではカビの質量評価は行っておりません。 -
よくあるご質問
試験前に検体の滅菌処理は行いますか?
ご指示がない限り、検体の滅菌処理は通常実施いたしません。もしご希望でしたら、高圧蒸気滅菌(オートクレーブ)、乾熱滅菌、エタノール殺菌など、方法を含めてご教示いただけますと幸いです。 -
よくあるご質問
防カビ効果が持続するかどうかを調べたいのですが
一定期間効果が持続することを調べるためには、試験片へ検体、かびを接種し、ご希望の一定期間中にかびが発生しないことを実際に調べたり、試験片へ検体を噴霧後、一定期間中に使用され、検体の効果が落ちたと考えられる試験片で試験をし […] -
よくあるご質問
浴室に近い環境でカビ抵抗性試験がしたいのですが
JIZ Z 2911の試験条件とは変更し、試験胞子液の栄養度合いや試験菌種を変更して試験を実施することは可能ですが、浴室環境の条件が1つに定義できるわけではありませんので、詳細を検討しながら試験を進めていく形となります。 -
よくあるご質問
浴室のピンクぬめりの原因となる菌でカビ抵抗性試験はできますか?
一般的に赤カビと呼称され、浴室のピンクぬめりの原因となる菌はロドトルラ(Rhodotorula sp.)という酵母であり、カビではありません。したがって、カビ抵抗性試験の試験菌種として組み入れることが困難です。 ロドトル […] -
よくあるご質問
塗料を用いてカビ抵抗性試験をすることはできますか?
塗料を用いてカビ抵抗性試験を行うことも可能です。JIS Z 2911:2018に従って試験をする場合、塗料は規定の方法でろ紙へ塗布し試験を行います。ただし、実際に素材(木材など)に塗布した場合の効果を確認されたい場合は、 […] -
よくあるご質問
【カビ抵抗性試験】無加工試験片にカビが生えないこともあるのですか?
無加工試験片と抗カビ加工試験片※のカビの発育を比較したい場合、少なくとも無加工試験片ではカビが発育することが望ましいと考えられます。しかし、規格通り試験を行った場合でも、無加工試験片にカビが発育しない可能性もあります。 […] -
よくあるご質問
未加工品を必ず用意する必要がありますか?
必ずしもご用意頂く必要はございませんが、抗菌(抗カビ)加工品のみで試験を実施した場合は加工の効果だけでなく、基材のカビの生えやすさ、生えづらさも試験結果に影響します。そのため、施した加工の効果のみを調べたい場合は未加工品 […]