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よくあるご質問
液体培地法か寒天培地法では、どちらの試験法が適していますか?
基本的には液体培地法で試験を行い、検体の特性や試験菌の種類によっては、寒天培地法を用いて試験をします。 寒天培地法と液体培地法の違いにより、試験結果に意味のある差を与えるようなことは、基本的にはございません。 ただし […] -
よくあるご質問
水に不溶な検体なのですが、MIC試験は可能ですか?
可能でございます。 適当な有機溶媒(エタノール、DMSO、アセトンなど)に検体を溶解させたものを液体培地に接種して試験します。溶媒への溶解度によっては設定できる濃度に制限が出てきますので、可能でしたら溶解度などの情報を頂 […] -
よくあるご質問
サンプリングは来てもらって行うのですか?あるいはサンプリングしたものを送るのですか?
空中浮遊カビなど、微生物のサンプリングは、弊社の担当者がご依頼者様の指定場所に伺って行うことも可能ですし、弊社からご依頼者様宛てにサンプリング機器や平板培地、拭き取り検査用綿棒など※を目的に応じて送付し、ご依頼者様におい […] -
よくあるご質問
MIC試験の結果を見るとばらついているように思えるのですが。
MIC試験では、絶対的な値が求まるわけではなく、試験を行うごとに多少前後します。 弊社では、通常3回試験を繰り返し実施しますが、「ある濃度(例:125 ppm)で試験菌の発育を抑えることもあれば、別の濃度(例:500 p […] -
よくあるご質問
濁った検体でもMIC試験が可能ですか?
もともと濁りのある検体の場合、原則としてMICの判定ができません。MICの判定は、試験培地(検体と混和した液体培地)の試験菌の発育による濁りを肉眼で判定して行うためです。 ただし、濁りの程度や試験菌種にもよりますので、ま […] -
よくあるご質問
Can we conduct the audit?
It depends on the content of the audit. Please let us know the following in order to determine whether it is p […] -
よくあるご質問
試験をした結果、浮遊カビ数が多いか少ないかは分かりますか?
明確な基準や法規があるわけではありませんが、日本建築学会に維持管理基準の参考値がございます。 ただし、あくまで維持管理の参考値であり、この値が感染あるいは汚染を起こす境目の値であるわけではありません。 ——日本建 […] -
よくあるご質問
カビ抵抗性試験をする時間がないのですが、何かいい方法はありませんか?
JIS L 1921(≒ISO 13629)の抗カビ性試験であれば、培養時間が42時間と短いため、納期も多少短縮されます。 しかし、カビ抵抗性試験の結果との相関性があるわけではありませんので、試験目的や、試験データの提出 […] -
よくあるご質問
液体サンプルにおいて、カビ抵抗性試験と抗菌性試験・抗カビ性試験・除菌試験の違いを教えてください。
試験目的によって選択する試験方法が変わります。 ①検体が一定時間後にどの程度カビを殺すのかを調べたい場合 ・除菌試験:検体そのものの純粋な除菌効果を確認する場合によく用いられる方法 【試験手順】検体に試験胞子液を接種し、 […] -
よくあるご質問
抗菌試験結果にばらつきが見られるのですが?
生菌数として有意な差と言えるのは、一般的に約10倍以上、あるいは常用対数値で0.5以上の差であり、これ未満の場合は一般的に許容されるばらつきの範囲です。(対照やブランクのばらつきとも比較し、総合的に判断します) 抗菌力が […] -
よくあるご質問
除菌・抗菌・抗カビ効果を調べたいのですが、何をしたらいいのか全く見当がつきません。
検体の性質や性状、試験目的により、試験方法を検討します。 下記のような内容を可能な範囲でご教示ください。 1. 検体の性質や性状について ・検体の性状・形態・素材はどのようなものでしょうか?(液体、固体、粉末、平板、特殊 […] -
よくあるご質問
分離しやすい検体ですが試験はできますか?
試験自体は可能です。 試験菌液を接種するときや、各測定日の生菌数を測定するときに検体をよく攪拌し、試験操作を行います。その他の操作をご希望の場合はご教示ください。実施可否を回答いたします。 -
よくあるご質問
カビの生菌数が一度減ってから増えるようなことはあるのですか?
カビの試験(保存効力試験、抗菌試験など)において、生菌数が数値上一度減少したように見えたものが、その後増加しているように見えることがあります。 しかし、カビの場合、細菌や酵母と異なり、生菌数が増加するためには菌糸を伸長さ […] -
よくあるご質問
カビの初発菌数が少なく思えるのですが?
カビの菌種によっては、性質上胞子を多く作らず、高濃度の胞子液調製が難しいものがございます。 そのため、生菌数の減少幅が十分に調べられない場合がございます。 対照が減少しておらず、検体における各測定値すべてが一様に検出限界 […] -
よくあるご質問
現場の実態と同じ菌数で除菌試験をすることはできませんか?
生菌数が少ない場合が多いため、確認できる生菌数の減少幅が小さく、評価がしにくくなってしまいます。 したがって、ある程度の生菌数の試験菌液を調製し、試験を実施する必要があります。 また、現場で採取した菌を用いて試験をするこ […]