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検体・各種試験
細菌の生菌数測定において、対象になっている菌は何ですか?
特に対象となる菌種があるわけではありません。細菌の生菌数測定を行った際の結果は、中温性(生育至適温度30~35℃付近)の好気性細菌の総数です。 -
検体・各種試験
特定の菌群(大腸菌群、放線菌群、乳酸菌など)の生菌数を調べることはできますか?
試験可能です。試験目的に適した選択培地を用いて試験試料を培養し、下記のような方法で生菌数を測定します。 【大腸菌・大腸菌群】検体の10倍希釈系列を調製し(固体の場合は、洗い出し液などの10倍希釈系列を調製)、マッコンキー […] -
検体・各種試験
生菌数測定に用いたシャーレ画像が欲しいのですが?
実際に生菌数測定に用いた画像のご提供は基本的に行っておりません。生菌数測定結果のイメージとして、各試験菌をシャーレで培養した画像の提供は可能ですが、別途費用がかかりますのであらかじめご了承ください。 -
検体・各種試験
生菌数測定試験はどのような試験ですか?
細菌、酵母またはカビの生菌数を測定する試験です。試験結果から汚染度や対策などに関する情報を提供します。 【試験方法】検体から一定量を採取し、カンテン平板法(塗抹法・混釈法)やメンブレンフィルター法などを用いて、生菌数を測 […] -
検体・各種試験
空中に浮遊している細菌数を調べることもできるのですか?
空中に浮遊している細菌数を調べることも可能であり、実績がございます。 -
検体・各種試験
カビの人体への影響はどのようにして決まりますか?また、人体に影響がないということを報告書に書いてもらえませんか?
カビが実際に感染するかどうかは、カビの種類・数・感染経路・宿主(ヒト)の状態(免疫など)によって総合的に決まります。 ヒトが何かに感染したり、影響を受けることは程度の問題ですので、人体に影響がある・ないと言い切るような表 […] -
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空中浮遊カビ分析試験はどのような試験ですか?
室内空気中の浮遊カビ数および種類を調べる試験です。試験結果から、浮遊カビの衛生学的評価、対策などに関する情報を提供します。 ※浮遊カビだけでなく、浮遊細菌に関する試験も可能です。 【試験方法】エアーサンプラーで各対象場所 […] -
検体・各種試験
【MIC試験】試験結果はどのように記載されますか?培養後の培地の画像は付きますか?
標準的な形式では、「各濃度における発育有無」と「MIC」のみ、ご報告書に記載します。培養後の培地の画像については、原則ご提供しておりません。光の当たり方などにより、画像の見え方と実際に肉眼で判定した際の見え方が異なってし […] -
検体・各種試験
検体の送付方法を教えてください。
基本的に固体・液体をそのままの状態でお送りいただいて構いません。 水に溶けにくい固体に関しては、一般的な有機溶媒(DMSO、EtOH、アセトンなど)であれば弊社にございますので、弊社内で溶媒に溶解させて試験を行います。そ […] -
検体・各種試験
検体がオイルなのですが、MIC試験は可能ですか?
実施可能です。オイルのような親水性のない検体では、液体培地で試験を実施した場合、菌に検体が接触しない可能性がございますので、寒天培地を用いて試験を実施いたします。 -
検体・各種試験
必要な検体量を教えてください。
試験濃度にもよりますが、液体は10 mL以上、固体は10 g以上ご送付いただければ、多くのケースで試験実施が可能です。検体によってこれらの量がご準備できない場合は、別途ご相談ください。 -
検体・各種試験
【最小発育阻止濃度(MIC)測定試験】 濃度設定の方法を教えてください。
MIC試験で多くのご依頼を頂くのは、日本化学療法学会の試験法です。この試験法では、検体をある最高濃度から2倍、4倍、・・・、512倍と希釈していきます※1(2倍希釈系列を合計10段階、液体培地を用いて調製)。その後、各濃 […] -
検体・各種試験
MIC試験はどのような規格で試験をするのですか?
日本化学療法学会の試験法を用いて試験を実施することが最もご依頼の多いケースです。その他、貴社ご希望の方法がございましたら、実施可能か確認いたしますので、ご相談ください。 -
検体・各種試験
MIC試験はどのような試験ですか?試験実施にあたりどのような情報が必要ですか?
【試験概要】検体の、試験菌の発育を阻止する最小濃度を測定する試験です。液体培地法および寒天培地法があり、例えば有効薬剤の選択などに使用されます。※ 通常は液体培地法(微量液体希釈法)を用います。培地に混和すると濁ったり、 […] -
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カビ発生有無確認試験はどのような試験ですか?
各種工業製品等の生産後、流通・保管などの間にカビなどの微生物が発生するかどうかを調べる試験です。 【試験方法】検体を想定される環境下、または過酷な環境下におき、一定時間経過後、カビなどが発生するかどうかを調べます。