【JIS Z 2801】抗菌未加工品で菌が増殖しない(試験不成立)こともあるのですか?

ご提供いただいた抗菌未加工品に、すでに多少の抗菌性があることで、JIS Z 2801の規定に照らし合わせたときに試験成立条件を満たさず、試験不成立になることがございます。すなわち、抗菌未加工品であっても、原料自体の特性により試験菌が増殖しない可能性がございます。

抗菌未加工品と抗菌加工品の抗菌性を比較することが目的の場合で、JIS Z 2801の規定通りでは試験成立条件を満たさない可能性があるときは、試験条件を規定から一部変更し、試験が成立する(=抗菌未加工品に試験菌が増殖する)条件で試験を行う必要がございます(JIS Z 2801規定の試験方法からは逸脱します)。

具体的には、試験菌液を調製するときの培地条件(規定では1/500NB)を変更し、抗菌未加工品でも試験菌が増殖するような条件にします。適当な条件を見つけるため、予備試験が必要となります。予備試験には費用が別途かかり、また納期も多少延長されます。

培地条件を複数試してみても試験が成立しなかった場合、抗菌未加工品を水や熱湯に一定時間浸漬させ、抗菌性を低下させる方法もございます。詳細はご相談ください。