液体サンプルでよく行われる除菌試験はありますか?

液体の検体の除菌効力を調べる試験としてご依頼が多い内容ですと、下記のとおりです。

【試験方法】
検体10 mLに試験菌液を0.1 mL接種し、一定時間(通常3点、例:10秒、10分、30分等※)静置した後、生菌数を測定する。

※ご指定いただく必要がございます。標準的な設定はなく、検体の効果を期待する時間となりますのでご提案ができません。短時間であれば10秒~数分、長時間であれば数十分~数時間等、検体の効果を期待する時間をご指定ください。

【参照規格】
日本薬局方 参考情報 消毒法及び除染法

【試験菌種】
細菌であれば、Staphylococcus aureus(黄色ブドウ球菌)、Escherichia coli(大腸菌)、Pseudomonas aeruginosa(緑膿菌)、Bacillus subtilis(枯草菌)あたりがご依頼を頂くことが多い菌種です。
カビであれば、Aspergillus niger [またはAspergillus brasiliensis](クロコウジカビ)、Cladosporium sphaerospermum(クロカビ)あたりがご依頼を頂くことが多い菌種です。
上記に限らず、ご希望に合わせて試験実施可能です。

【費用と納期】
お問い合わせください。