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最小発育阻止濃度(MIC)測定試験
MBC試験はできますか?
MBC(最小殺菌濃度)を測定する試験も実施可能です。 【概要】抗菌・抗カビ剤が試験菌を”死滅させる”最小の濃度を測定する方法です。MIC試験と同時に行われることも多いです。 【試験方法】MIC試験と同様の方法で培養した後 […] -
最小発育阻止濃度(MIC)測定試験
液体培地法か寒天培地法では、どちらの試験法が適していますか?
基本的には液体培地法で試験を行い、検体の特性や試験菌の種類によっては、寒天培地法を用いて試験をします。 寒天培地法と液体培地法の違いにより、試験結果に意味のある差を与えるようなことは、基本的にはございません。 ただし […] -
最小発育阻止濃度(MIC)測定試験
水に不溶な検体なのですが、MIC試験は可能ですか?
可能でございます。 適当な有機溶媒(エタノール、DMSO、アセトンなど)に検体を溶解させたものを液体培地に接種して試験します。溶媒への溶解度によっては設定できる濃度に制限が出てきますので、可能でしたら溶解度などの情報を頂 […] -
最小発育阻止濃度(MIC)測定試験
MIC試験の結果を見るとばらついているように思えるのですが。
MIC試験では、絶対的な値が求まるわけではなく、試験を行うごとに多少前後します。 弊社では、通常3回試験を繰り返し実施しますが、「ある濃度(例:125 ppm)で試験菌の発育を抑えることもあれば、別の濃度(例:500 p […] -
最小発育阻止濃度(MIC)測定試験
濁った検体でもMIC試験が可能ですか?
もともと濁りのある検体の場合、原則としてMICの判定ができません。MICの判定は、試験培地(検体と混和した液体培地)の試験菌の発育による濁りを肉眼で判定して行うためです。 ただし、濁りの程度や試験菌種にもよりますので、ま […] -
最小発育阻止濃度(MIC)測定試験
【MIC試験】試験結果はどのように記載されますか?培養後の培地の画像は付きますか?
標準的な形式では、「各濃度における発育有無」と「MIC」のみ、ご報告書に記載します。培養後の培地の画像については、原則ご提供しておりません。光の当たり方などにより、画像の見え方と実際に肉眼で判定した際の見え方が異なってし […] -
最小発育阻止濃度(MIC)測定試験
検体の送付方法を教えてください。
基本的に固体・液体をそのままの状態でお送りいただいて構いません。 水に溶けにくい固体に関しては、一般的な有機溶媒(DMSO、EtOH、アセトンなど)であれば弊社にございますので、弊社内で溶媒に溶解させて試験を行います。そ […] -
最小発育阻止濃度(MIC)測定試験
検体がオイルなのですが、MIC試験は可能ですか?
実施可能です。オイルのような親水性のない検体では、液体培地で試験を実施した場合、菌に検体が接触しない可能性がございますので、寒天培地を用いて試験を実施いたします。 -
最小発育阻止濃度(MIC)測定試験
必要な検体量を教えてください。
試験濃度にもよりますが、液体は10 mL以上、固体は10 g以上ご送付いただければ、多くのケースで試験実施が可能です。検体によってこれらの量がご準備できない場合は、別途ご相談ください。 -
最小発育阻止濃度(MIC)測定試験
【最小発育阻止濃度(MIC)測定試験】 濃度設定の方法を教えてください。
MIC試験で多くのご依頼を頂くのは、日本化学療法学会の試験法です。この試験法では、検体をある最高濃度から2倍、4倍、・・・、512倍と希釈していきます※1(2倍希釈系列を合計10段階、液体培地を用いて調製)。その後、各濃 […] -
最小発育阻止濃度(MIC)測定試験
MIC試験はどのような規格で試験をするのですか?
日本化学療法学会の試験法を用いて試験を実施することが最もご依頼の多いケースです。その他、貴社ご希望の方法がございましたら、実施可能か確認いたしますので、ご相談ください。 -
最小発育阻止濃度(MIC)測定試験
MIC試験はどのような試験ですか?試験実施にあたりどのような情報が必要ですか?
【試験概要】検体の、試験菌の発育を阻止する最小濃度を測定する試験です。液体培地法および寒天培地法があり、例えば有効薬剤の選択などに使用されます。※ 通常は液体培地法(微量液体希釈法)を用います。培地に混和すると濁ったり、 […]